08/03/05 07:55:55
富士重工業は4日、新開発の水平対向ディーゼルエンジンを搭載した主力乗用車
「レガシィ」と「アウトバック」を欧州で発売したと発表した。日本でも、「2010年代の早い
タイミングで投入する」(下川良一スバルグローバルマーケティング本部副本部長)方針だ。
ガソリン車に比べ燃費性能に優れたディーゼル車では後発となるが、独自技術である
水平対向を武器に、欧州で2008年に1万台の販売を目指す。
水平対向エンジンは、左右対称に配置したピストンが互いに振動を打ち消しあう
「低振動」により、耐久性が高く、馬力や加速性能に優れているのが特徴だ。
新開発した2000ccのディーゼルエンジンは、こうした強みに加え、走行距離1㎞当たりの
二酸化炭素(CO2)排出量が同クラスのガソリン車よりも60g少ない148gと言う環境性能を誇る。
長距離ドライブの快適性にこだわる若い世代をターゲットに置き、10年に10万台を
目指す欧州販売のうち約3割をディーゼル車にしたい考えだ。
日本では排ガス問題がネックとなりディーゼル乗用車の普及は進んでいないが、
欧州では“エコカー”の主役と位置付けられている。日米欧で燃費規制の強化が
予定されるなか、日本でも欧州のほか、国内メーカーが投入の動きを本格化させている。
▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2008年03月05日
URLリンク(www.business-i.jp)
▽レガシィ
URLリンク(www.subaru.jp)
▽アウトバック
URLリンク(www.subaru.jp)
▽富士重工業 株価 [適時開示速報]
URLリンク(www.fhi.co.jp)
URLリンク(company.nikkei.co.jp)
URLリンク(smartchart.nikkei.co.jp)
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