08/03/02 22:25:01
赤字経営のため、県と沿線自治体が運営資金を補てんしている秋田内陸縦貫鉄道について、
寺田典城知事は28日の県議会本会議で「いろいろな努力はしているが、現状としては厳しい」と述べた。
知事は内陸縦貫鉄道について今夏をめどに存廃の結論を出す方針を示しているが、
経営が好転しなければ、廃止せざるを得ないとの考えを示唆した。
石田寛県議(社民)の質問に答えた。
県建設交通政策課によると、内陸縦貫鉄道の昨年4~12月の利用者数は前年同期比89%と低迷している。
北秋田市の小中学校が今年度から通学方法を内陸縦貫鉄道からスクールバスに切り替えた影響もあり、
今年度末でも利用者数は前年より1割程度落ち込む見通しだ。
知事は「施設の老朽化も進んでおり、これ以上、結論を先延ばしすることができない」とも述べた。
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