08/03/02 12:55:04 ZkWAI455
>>130
2006年時点で日本におけるMDS(ドイツ式)の同定方法では不十分ではあるものの、
vCJD因子の血中同定実験はこの一年前にイギリスで成功例が報告されています。
URLリンク(www.nature.com)
平成平成18年の人獣共通感染症制圧のための研究開発報告会で、
プリオン病で出現するサイトカイン(IL-1b、IL-6、TNFa等)など、
AHSP遺伝子の翻訳開始点(exon2)
上流-400?-300 bpに位置する転写因子GATA結合モチーフがAHSPの
転写活性化に必須である間接的に作用する因子が血中に含まれていることはわかっており、
炎症に由来するIL-6の非特異的作用により赤芽球系細胞のGATA-1によって活性化される
遺伝子発現のダウンレギュレーションが、一般に生じ得ることが明らかになっています。
この赤芽球系細胞の活性化はプリオン病罹患動物における末梢血に認められますが、
症状の進行によって変動を生じるものではありませんから、
単なる炎症によるもののように一定期間で沈静化するかどうかで初期診断の指標にできないかどうか研究が続いています。