08/02/29 23:45:50
トヨタ傘下の富士スピードウェイ(静岡県小山町)で昨年9月に開かれたF1日本グランプリを
めぐり、シャトルバスのダイヤが乱れたためF1を十分に楽しめなかったなどとして、当時の
観客たちがスピードウェイを相手取り、4月中旬をめどにチケット代返還などを求める
集団訴訟を東京地裁に起こすことが28日、分かった。首都圏を中心に岐阜、三重、滋賀県、
大阪府などの約70人が参加を検討しており、1人当たり数万円以上を求める。
昨秋のF1では公式予選と決勝があった9月29、30の両日、雨で会場内の道路が陥没したため、
観客が入退場に使うバスが円滑に動かず、ダイヤが大幅に乱れた。
訴訟では、この影響でレース自体のほか、スタート前の関連イベントに間に合わなかった
ことに対し「交通担当のスピードウェイの不十分な計画で観客が不利益を被った」として
チケット代の全額返還を求める。
スピードウェイは、ダイヤの乱れでレースに間に合わなかった観客に対し、遅延証明書を
持つ85人にチケット代などを返還すると発表したが、発起人の横浜市内の男性(43)は
「間に合わなかった全員に証明書を配布していない。レースだけに間に合えば良いわけではない」
と指摘している。
▽News Source Chuunichi Web 中日新聞 2008年2月29日 朝刊
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽富士スピードウェイ
URLリンク(www.fsw.tv)