【証券】ヤマダ電機が総額1500億円のCB発行と自己株取得で財務再構成:日本初で今後の試金石に [08/02/26]at BIZPLUS
【証券】ヤマダ電機が総額1500億円のCB発行と自己株取得で財務再構成:日本初で今後の試金石に [08/02/26] - 暇つぶし2ch1:本多工務店φ ★
08/02/27 00:52:49
ヤマダ電機は26日、総額1500億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し、
借り入れの返済と自己株取得を同時に実施すると発表した。

CB発行で負債(デット)を調達すると同時に自己株取得で資本(エクイティ)を圧縮することで、
資本と負債のバランスを再構成し、財務上のレバレッジを高めて、
株主資本利益率(ROE)や1株利益(EPS)を高めるのが狙い。

通常、CBの発行はEPSの希薄化が嫌気され株主には歓迎されないが、
資金使途の一部を自己株取得に回すことで、ROEやEPSの向上が見込める。
こうした負債(デット)と資本(エクイティ)の再構成にともなうCBの発行は、
日本の企業ではヤマダ電機が初のケース。
米国では株主還元と資本政策の一環として活用されてきたが、
日本の投資家に受け入れられ他の企業にも広まるか、
ヤマダ電機の例は1つの試金石となりそうだ。

ヤマダ電機が今回発行するのは2本のCB。
1本は2013年満期の5年債(最大700億円)で、もう1本は2015年満期の7年債(同800億円)。
2本ともクーポン(利率)はゼロ。
中長期的に金利上昇のリスクがくすぶるなか、ゼロクーポンで発行するため金利コストを最小化することができる。

転換価格のアップ率は、5年債が26日株価終値(9450円)から50%の水準、7年債が46%の水準。
CBの転換には、株価がこのアップ率から125%を上回らないと転換できない「転換制限条項」を付け、
希薄化が起きにくい設計にした。

ヤマダ電機は、調達する総額1500億円のうち800億円を、設備投資資金として調達した短期借入金の返済に充てる。

残る700億円を自己株取得に充てるのが、今回のファイナンスの特徴だ。

ヤマダ電機は同日、発行済み株式総数の7.26%にあたる上限700億円の自己株取得の枠を設定。
この半分の350億円分の自己株は、27日午前8時45分に東京証券取引所の時間外取引(ToSTNeT-3)で、
26日終値(9450円)で取得。
まとまった自己株をマーケットから吸収する。

残る350億円分の自己株取得は、市況を見極めながら継続して実施する予定としている。

CB発行による発行済み株式総数(潜在株式を含む)に対する希薄化率は10%。
しかし、これに今回の特徴である700億円の自己株取得を完了すれば、希薄化率は約3.5%に抑えられ、
株主にはメリットが大きい。

>>2に続く

ソース:Reuters
URLリンク(jp.reuters.com)
ソースのソース:ヤマダ電機 プレスリリース
自己株式の取得に関するお知らせ
URLリンク(www.yamada-denki.jp)
自己株式立会外買付取引による自己株式の買付けに関するお知らせ
URLリンク(www.yamada-denki.jp)
ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行について
URLリンク(www.yamada-denki.jp)

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