08/02/23 11:54:34
首都圏私鉄の混雑度1位、2位を占める東京メトロ東西線、東急田園都市線がともに3月、ダイヤを
改定する。いずれも昨年、混雑時間帯の急行、快速の運転を取りやめるという苦肉の策に出たばかり。
今回の改定では、どう変わるのか。
首都圏の通勤ラッシュは、鉄道会社の輸送力増強工事や、少子化などで、一昔前に比べると緩和
されつつある=表参照。そんな中で今なお、激しい混雑が続くのが、沿線の住宅開発が活発な
東京メトロ東西線と東急田園都市線だ。国土交通省が昨年12月に発表した06年の混雑率は、
東西線が199%、田園都市線が196%で、それぞれ私鉄の1、2位。しかも、いずれも前年より
上昇している。
東急田園都市線は昨年、もっとも混雑する時間帯に急行電車の運転を取りやめ、都心に近い区間を
各駅に停車する「準急」に格下げする異例の作戦に出た。各駅停車よりも急行に混雑が集中し、
乗り降りに時間がかかって、遅れの慢性的な原因になっていたためだ。
同社は、この策が「遅延抑制に一定の効果が表れている」として、この3月28日のダイヤ改定では、
さらに推進。急行3本をあらたに準急にする。一方、ラッシュ時間帯の前後の上り各駅停車2本を
急行に変更し、オフピーク通勤を促すという。
同線の変化はこの程度だが、一つ明るい話題がある。二子玉川駅で接続する東急大井町線の
急行運転が、同じ日から始まることだ。二子玉川―大井町間が18分で結ばれるようになる。
品川や田町などへは、田園都市線経由よりも早く着く上、二子玉川始発なので並べば座れる。
こうした魅力で、通勤客の一部が、大井町線経由に切り替えれば、田園都市線本体の混雑緩和も
少し期待できるかもしれない。
一方の、東京メトロ東西線。田園都市線と同様に昨年3月、もっとも混雑する30分間は
「快速」の運転を取りやめ、都心に近い区間は各駅停車にした。都心回帰で、快速の止まらない
葛西駅、南砂町駅などで乗降客が急増。車両に乗りきれない、いわゆる「積み残し」がひんぱんに
起こるようになった。
田園都市線とは逆に、快速の方が空いているという逆転現象まで起きていた。とはいえ、電車を
増発する余地はなく、結局快速を各駅に停車させることで対処したのだという。
今年3月15日のダイヤ改定では、これをさらに拡大。西船橋駅を7時台に発車する快速5本
すべてを、通勤快速か普通に格下げする。快速の走らない時間帯は約1時間半にまで広がる。
積み残しの出ていた駅利用者には朗報だが、遠距離通勤者には、我慢を強いられる改定に
なりそうだ。
ただし、両線とも、夕方と夜間は増便される。平日の下り方向に限っても、田園都市線は急行3本、
各停4本、東西線は快速2本、普通1本が増える。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
“首都圏私鉄各線の混雑率ランキング”という表は
URLリンク(www.asahi.com)
dat落ちしていますが、関連スレは
【都市開発/鉄道】田園都市線 計3時間40分間不通 それでも増える人口 (Amebaニュース)[08/01/27]
スレリンク(bizplus板:100番)n-
依頼を受けてたてました。