08/02/20 23:00:40
精密プラモデルメーカーのファインモールド(愛知県豊橋市、鈴木邦宏社長)と
プラスチック部品製造の樹研工業(同、松浦元男社長)は超精密プラモデルを
製造することで技術提携した。微細加工技術でこれまでにない精度のプラモデルを作り出す。
独創的な技術で豊橋の中小企業を代表する両社が手を組み、世界最高水準の模型を生み出す。
幅と深さが5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの溝をナノ(ナノは10億分の1)メートル単位で
加工できる樹研の技術をプラモデルに生かす。ファイン社が新たに導入したレーザー加工機で微細な金型を製造する。
本物の設計図まで調べあげ、豊富なデータをもとに三次元CAD(コンピューターによる設計)を使って
金型を起こす技術はファイン社が得意としている。
この金型に樹研が樹脂を流して成型する。自社開発した射出成型装置をベテラン技術者が操作して
精密なプラスチック部品に仕上げる。強度を維持するため金型に流し込む樹脂の材質も見直す考えだ。
ソース:URLリンク(www.nikkei.co.jp)