08/02/19 13:16:37
姫路市の市営バス事業再建について協議する市交通事業経営健全化会議
(委員長=瓦田太賀四・県立大大学院会計研究科長)が18日、市職員会館で
あり、市は2010年度以降、赤字を理由に事業から完全撤退する方針を明らかに
した。市は08年度中に計画をまとめ、16路線を10年度から2-3年かけて
順次、民間に引き継ぎたいとしている。
市は利用者の減少を受けて05年1月、「5年後に事業の赤字を半減させる」
とした経営健全化計画を発表。人件費の抑制や不採算路線からの撤退に取り組み、
09年度で当初、約11億7000万円に上るとした赤字を約5億8000万円
まで圧縮できるとする見通しをこの日、説明した。
しかし、予測する同年度の収益も約6億1000万円で必要な経費の約半分と
振るわないことから、出席した委員は「経費の8割をまかなえなければ
公営企業として成り立たない」と指摘。米田洋副市長は「この赤字額が許されるか
となると難しい」と答え、「民間への全面移譲を有力な選択肢と考える」と撤退に
言及した。
川合義朗・市公営企業管理者は「赤字削減のカンフル剤もないが、高齢者の足を
どう確保するかなど難しい問題もある」と述べ、「慎重に取り組みたい」と
している。
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