08/02/17 23:50:50
明石市魚住町金ケ崎のしょうゆ製造販売業「西海醤油(にしうみしょうゆ)」は近く、
くぎ煮用の醤油だれを発売する。イカナゴが原料の魚醤(ぎょしょう)を隠し味に使ったのが
特徴。イカナゴのくぎ煮は家庭の独自の味が魅力なだけに、くぎ煮づくりが盛んな明石で
専用調味料の販売はタブーといわれるが、同社は「イカナゴと合わせるだけで簡単に仕上がる。
今まで炊いたことがない人はぜひ試してみて」と話している。(大月美佳)
イカナゴ魚醤は地元の商店主らでつくる「いかなご魚醤油研究会」が明石の新たな名産を
つくり、地域を盛り上げようと2年前から製造。
イカナゴくぎ煮用の醤油だれは、この魚醤を加工。ショウガ風味で、甘さ控えめに
仕上げており、「甘いのが好きな人は砂糖、みりんを加えて」と、同社製造部長の
尾吉孝幸さん(36)。煮ると独特のイカナゴ魚醤のにおいがし、照り焼きの甘だれにも使える。
500ml入り、450円(税込み)。
同社はこのほか、昨年から販売しているイカナゴ魚醤入りのだし「漁師町のうすくちだし」
(150ml入り、450円)を、魚醤の配合を増やし、瓶詰めにしてリニューアルした。ラベルに
明石の海の幸を使った四季の料理レシピを掲載。ホームページ(HP)でもうすくちだしを使った
オリジナルレシピ10種類を紹介する。尾吉さんは「明石の特産を使った料理を提案することで、
明石の魅力を発信できれば」と話している。
▽News Source Kobe Shimbun Web news 神戸新聞 2008年02月17日12時00分
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
イカナゴ魚醤を使ったうすくちだしとイカナゴくぎ煮のしょうゆだれを見せる尾吉さん
=明石市魚住町中尾
▽西海醤油
URLリンク(www.nishiumisyouyu.com)