08/02/14 07:55:55
去年、1000万円以上の負債を抱えて倒産した出版業者の数は66社と、15年ぶりの
高い水準になったことがわかり、インターネットの普及を背景に「書籍離れ」が一段と
進んでいることを示すものといえそうです。
信用調査会社「東京商工リサーチ」のまとめによりますと、去年1年間に1000万円以上の
負債を抱えて倒産した出版業者の数は66社で、前の年より5社増え、バブル崩壊後の
平成4年以来、15年ぶりの高い水準になりました。
この背景には、インターネットや携帯電話など、娯楽メディアの普及の影響で、
出版物の販売額が去年、ピークの平成8年と比べ20%余り減少するなど、書籍離れが
一段と進んでいることが背景にあるものとみられています。
出版業界では、ことしに入ってからも経営の破たんが相次ぎ、先月には多くの
ベストセラーで知られる中堅出版社の「草思社」など6社の経営が破たんしています。
東京商工リサーチでは「いわゆる『ケータイ小説』の普及や、売れ残った新刊の書籍を
買い取って値引き販売するタイプの書店の増加もあって、出版業界にとっては今後も
厳しい経営環境が続きそうだ」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年2月14日5時38分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
▽VIDEO
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(cgi2.nhk.or.jp)
▽関連
【出版】「主婦の友」が休刊へ 創刊91年の歴史に幕[08/02/13]
スレリンク(bizplus板)
【出版】07年売上額は前年比3.1%減 月刊誌、号ごとの波大きく 休刊は最多218点…出版科学研究所調べ[02/11]
スレリンク(bizplus板)