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今年度中の東京証券取引所への株式の上場を目指していた中堅の生命保険会社「三井生命」は、
サブプライムローン問題の影響で株式市場が低迷していることから、今の株価水準では十分な
資金調達ができないとして、当面、上場を延期する方針を固めました。
三井生命は、財務基盤の強化や経営の透明性を図るため、4年前に会社の形態を相互会社から
株式会社に転換するとともに、今年度中に東京証券取引所の1部に株式を上場することを
目指していました。
しかし、サブプライムローン問題をきっかけとした世界的な株安の影響で、このところ
東京市場の株価も低迷していることから、今の株価水準では十分な資金調達ができないとして、
当面、株式の上場を延期する方針を固めました。
三井生命では、株式の上場自体は資金調達の有効な手段として検討を続ける方針で、今後、
株式市場が回復すれば、速やかに上場を果たしたいとしています。サブプライムローン問題を
めぐっては、日本の大手銀行グループが関連の金融商品を保有し、多額の損失を抱えていた
ことが明らかになっていますが、生命保険会社の経営戦略にも深刻な影響を与える形と
なっています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年02月13日04時34分
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▽三井生命
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