08/02/12 10:05:56
タダノが、香川県東かがわ市三本松の埋め立て地にある県有地と市有地を合わせた７―８万平方メートルを取得することが９日分かった。
同社は開発中のクレーンの試験場を整備する方針。
同社は昨年１０月に香川県高松市新田町の高松事業所内で起きたクレーンのアーム折損事故を受けて、再発防止策として、十分な広さを
確保できる新しい試験場建設用地を県内で探していた。１２月には数カ所あった候補地を東かがわ市の用地に絞り込み、香川県や同市と協議を続けていた。
取得予定用地は、三本松港の埋め立て地（市有地）と同埋め立て地内にある県の三本松工業団地などを合わせた７―８万平方メートル。購入額は公表していない。
同社は敷地内に事務所や作業棟などを建設予定で、同社の志度工場で組み立てた開発中のクレーンの試験機を海上輸送して、
走行実験や重りをつり下げた時のアームのたわみ具合を測定する実験などを実施するという。
１５日の取締役会での承認後、仮契約を結ぶ予定。正式調印後に土壌調査などを行い、事務所、作業棟などの建設に入る。
URLﾘﾝｸ(www.shikoku-np.co.jp)