08/02/09 20:57:00
岡山県の2005年度の1人当たり県民所得は265万3000円で、全国29位だったことが内閣府の調査で分かった。
1992年度に11位を記録して以降、主産業の製造業が伸び悩み、順位はじりじりと後退傾向にある。
前年度と比べた増加率は2・6%で全国平均(2・5%)を上回ったが、金額は全国の304万3000円に及ばなかった。
都道府県別のトップは東京の477万8000円。愛知、静岡、滋賀、神奈川と続き、広島は303万8000円で10位。
香川は261万6000円で31位。92年度と比較すると、広島は12位から2ランク上昇、香川は26位から5ランク下がった。
岡山は89年度から7年間、10位台をキープ。91―93年度は広島を追い抜いたが、
最近は20位台後半で香川と順位を争っている。
県民所得は、労働者が受け取る「雇用者報酬」と利子や配当などの「財産所得」、
企業の内部留保などの「企業所得」からなる。
岡山は1人当たり雇用者報酬も92年度の12位から25位(183万2000円)へと下降した。
1人当たり県民所得の伸び悩みについて、岡山県統計管理課は「製造業の付加価値額が92年度をピークに
約18%減っており、雇用者報酬や企業所得に影響しているのではないか」とみている。
URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)
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