08/02/07 12:23:44
酒田市などが昨年12月に行った農業用木質ペレットストーブの実証試験の結果が
まとまった。灯油を燃料とする暖房機に比べ、半分程度のコストに抑えられるほか、
ハウス内の花き類の生育にも影響がないことが分かった。原油価格の高騰対策として、
市は木質ペレットストーブの普及拡大を目指す。
実証試験は、ストックを栽培する市内のビニールハウス1棟約200平方メートルで
行った。12月15日から8日間は灯油温風暖房機を、同23日から8日間は
木質ペレットストーブを設置し、燃料費などを調べた。
その結果、燃料費は灯油が1万2878円だったのに対し、木質ペレットは6552円で、
ほぼ半額だった。ハウス内温度の均一性も保たれ、ストックの生育状況にもむらが
ないことなどが証明された。導入経費は、試験を行ったハウスの規模で一般的に
使われる灯油温風暖房機に比べて10万円ほど安くなるという。
一方、自動で温度管理する灯油温風暖房機に比べ、木質ペレットストーブは
燃料補充などの作業が必要になるほか、停電時の安全対策などの課題もある。
市と県、地元JAなどで組織する「地域エネルギー導入検討協議会」が、
燃料費削減による農業者経営安定策として木質ペレットに着目した。
今月下旬には、啓翁桜を対象品目として試験を行う予定。同協議会事務局の
市農政課は「市として(木質ペレットストーブの)購入助成について検討して
いきたい」と話している。
ソースは
URLリンク(yamagata-np.jp)
“木質ペレットストーブの実証試験”という画像は
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