【コラム】さらば!「豊かな国日本」-桐原涼 [2/4]at BIZPLUS
【コラム】さらば!「豊かな国日本」-桐原涼 [2/4] - 暇つぶし2ch1: ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7c(初代biz+ 支局長)φφφφ ★
08/02/04 23:20:45
さらば!「豊かな国日本」
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
■もはや豊かな国ではない
もはや日本は豊かな国とは言えない。昨年末に内閣府が発表した「国民経済計算確報(2006年度)」に
よると、日本の1人当たりGDPはOECD加盟30カ国中18位となった。2000年度時点では世界3位にあった
日本の1人当たりGDPは、以降毎年順位を下げ、今では下から数えたほうが早い位置にまで低下した。
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「国民経済計算確報」のデータをもとに、世界における日本の豊かさの位置づけを整理してみよう。
1人当たりGDPが5万ドルを超える最上位グループには、ルクセンブルクや、ノルウェイなどの北欧
諸国が並ぶ。そして4万ドル前後の第2グループには、アメリカ・イギリス・カナダなど欧米の主要国が
位置する。日本の位置づけはその下の第3グループである。

1人当たりGDPが3万ドル前後のこのグループには、日本のほかにイタリア・スペイン・ギリシアなどが
含まれる。ちなみにOECD加盟国で最下層の第4グループを構成するのは、韓国・ポルトガル・
ポーランドなどの中進国だ。つまり日本の位置づけは、先進国の中では最下層に沈んだことになる。
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2000年度から2006年度までの6年間で、日本の1人当たりGDPは欧州諸国やカナダ・オーストラリアなどに
ごぼう抜きにされた。そして今ではイタリア・スペイン・ギリシアといったEUの中では貧しい部類に属する
国に追いつかれつつある。日本が「お金持ちの国」だったのは、もう過去の話だ。

もちろん日本の1人当たりGDPが相対的に低下している背景には、円安ユーロ高の影響もあるだろう。
しかし2006年度当時の為替相場は1ユーロ140円台だった。ユーロ高の影響が本格的に表れるのは、
むしろこれからだ。つまり2007年度の日本の順位はさらに低下する可能性が高い。

世界経済における日本の存在感は急速に薄れつつある。そして日本人はどんどん貧しくなっていると、
受け止めなければならない。

■25年前に戻った円の価値
実際に日本の購買力は、近年著しく低下している。日本銀行の統計によると円の実質実効為替レートは、
1980年代前半の水準に戻った。実効為替レートとは、円と主要な他通貨間の為替レートを、貿易
ウエイトで加重幾何平均したうえで指数化したものである。さらに物価変動の要因を調整して算出した
指数が実質実効為替レートであり、これは客観的な円の強さを示している。
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グラフを見ると、1980年代後半から1990年代までが、円が強かった時代であったことが分かる。
この期間は円の価値が高く、われわれ日本人は豊かな購買力を保持していた。ところがその後、
円の価値は急速に劣化した。現在の円の価値はかつての3分の2程度しかない。

>>2に続く


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