08/02/04 07:31:40
【モスクワ=坂井光】ロシアのクドリン副首相兼財務相は日本経済新聞との会見で、
1日に運用が始まった320億ドル(3兆4000億円)の政府系ファンドの投資対象に日本株を
加える見通しを明らかにした。9日に東京で開かれる7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の
拡大会合に出席する副首相は、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を
きっかけに不安定となっている国際金融市場の正常化に向けロシアも積極的に関与する
考えを示した。
クドリン副首相は現在米ドル、ユーロ、英ポンドの3通貨建てのみが投資対象に認め
られている政府系ファンドについて、「円を加えることを検討している。専門家は適切と
分析している」と述べた。政府系ファンドは当面、外国債などで運用し10月以降政府の
承認を得て外国株などに投資する見通し。「1銘柄当たりの出資比率が5%を超えることは
ない」とし、経営には関与しないことも言明した。
▽News Source NIKKEI NET 2008年02月04日07時04分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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