08/01/30 23:10:16
米商務省が30日発表した昨年10―12月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、
前期の昨年7―9月期に比べ年率換算(季節調整済み)で 0.6%増えた。
実質成長率は前期の4.9%を大幅に下回り、急減速した。
昨年1―3月期の0.6%以来、3.四半期ぶりの低水準となった。
住宅投資が 26年ぶりの大幅な減少となり、個人消費と設備投資の伸びも鈍化した。
市場では景気後退の懸念が強まりそうだ。
2007年暦年の実質成長率は2.2%。前年の2.9%より減速し、02年の1.6%以来、5年ぶりの低水準を記録した。
昨年10―12月期の実質成長率は市場予測の平均値である1.2%の半分にとどまった。
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする金融不安が長引き、
実体経済に幅広い打撃を与えたことが浮き彫りになった。
住宅投資は前期比23.9%減。
8.四半期連続の減少で、1981年10―12月期の35.1%以来の大幅な落ち込みとなった。
住宅ローンの融資基準が一段と厳しくなり、建設や販売の不振に拍車がかかった。
年明けからの米景気にも一段の冷え込み懸念が出ており、29日から金融政策を決定する
連邦公開市場委員会(FOMC)を開催している米連邦準備制度理事会(FRB)は、
30日午後(日本時間31日未明)に追加利下げを発表するとの観測が強まっている。
NIKKEI NET URLリンク(www.nikkei.co.jp)
時事通信(一部抜粋) URLリンク(www.jiji.com)
【景況/英国】GDPの成長率、0.6%に減速 07年10-12月期[08/01/23]
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