【海外経済】中国「世界の工場」に陰り…韓国続々撤退/台湾は南アへ [08/01/30]at BIZPLUS
【海外経済】中国「世界の工場」に陰り…韓国続々撤退/台湾は南アへ [08/01/30] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/01/30 22:52:11
「世界の工場」「13億人の巨大消費市場」として海外から投資を吸い寄せてきた中国だが、
ここ数年、事業撤退や投資国の変更に踏み切る東アジア企業が増えてきた。

今年1月に外資優遇を原則廃止した新たな企業所得税法や、従業員の待遇を向上させる
労働契約法を相次ぎ施行。
さらに投資先での現地トラブルが外資企業に「中国離れ」を加速させている。
外資を装った中国資本の迂回(うかい)投資増で外国直接投資(実行ベース)総額が増大する半面、
日韓台などは下降線をたどっている。

≪工場「夜逃げ」≫
韓国紙の朝鮮日報によると、中国山東省青島に進出した韓国企業は約5000社だが、
賃金上昇などの経営環境の変化に対応できず、今年1~6月期中に事業撤退する企業が1000社に達し、
同地区進出企業の2割が姿を消す可能性もあるという。繊維やアクセサリーなど軽工業の製造業などが苦戦している。

2005年8月に中国に進出し山東省で皮革工場を展開した韓国企業の場合、中国で広がる賃金上昇で
人件費コストが拡大し採算が悪化。撤退に伴う設備の賃貸料金の交渉で現地トラブルに発展した。
韓国系工場の中には事業清算せずに、「夜逃げ」のように中国から消えるケースもある。

中国商務省の統計によると、韓国企業の対中投資実行額は04年の62億5000万ドルから、
昨年は1~11月段階で32億3000万ドルと3年でほぼ半減のペースになった。

≪「先行指標」悪化≫
また、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、台湾企業が中国から投資先をベトナムなど
東南アジアなどに移す動きがめだち始めた。

中国商務省の統計で台湾企業の1989年から2007年11月までの累積投資額は約439億ドルという。
租税回避地(タックスヘブン)の英国領バージン諸島など、台湾にカウントされない第3地経由を含めると、
台湾企業の対中投資は500億ドルを大きく上回る可能性もある。
中国のビジネス環境をよく知る台湾の動きは、日本など外資にとり「対中投資の先行指標」と目されてきた。

中国進出する台湾企業2000社への昨年末の市場調査で、中国本土への投資拡大を検討していると
答えた企業の割合は前年調査から10ポイント近くも下がり約50%という。
先行指標である台湾の「中国離れ」は、対中投資環境悪化を予感させる。

ソース(>>2以下に続きます)
URLリンク(www.business-i.jp)


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