08/03/21 18:36:33 Sictjywu
全米騒然、大リーグドーピング報告会見を生中継
米メジャーリーグのドーピングの実態を調べた「ミッチェル・リポート」が発表され、
米テレビ局はバリー・ボンズ選手らが本塁打を放ったシーンを何度も流し、コメンテーターを登場させて解説を繰り返した。
バド・セリグ・コミッショナーらがニューヨーク市内のホテルで別々に開いた記者会見も生中継。
200人を超える報道陣が集まった午後4時半からの会見で、同コミッショナーは「報告書は行動
を起こす指針となる」と話し、今後の薬物取り締まりに強い意欲を示した。
実名の挙がった80名以上の選手については精査し、状況に応じて処罰を下すという。ただ、ボンズ選手の通算本塁打など、
既に達成した記録の扱いをどうするかなど具体的な質問には「今コメントするのは適切でない」と言葉を濁した。
調査責任者のジョージ・ミッチェル元上院議員は午後2時から会見を開き、調査に非協力的だった大リーグ選手会への批判も口にした。
■バド・セリグ・コミッショナーの話 「野球というスポーツの規範を守ることがすべて。
ミッチェル・リポートは行動を起こす指針となる。勧告に従い、名前の挙がった現役選手は精査し、
適切な措置を取る。処罰に関しては、個々のケースに応じたものになる。」
■ジョージ・ミッチェル氏(元上院議員)の話 「コミッショナー、球団幹部、選手会、そして選手。野球にかかわるすべての人間に
責任がある。問題が表面化した際、球界全体が重大さを理解せず、対処の仕方を誤った」