08/01/18 23:11:50
全国のデパートの去年1年間の売り上げは、専門店やショッピングセンターなどとの
競争が激しくなっていることなどを背景に、11年連続して前の年を下回りました。
日本百貨店協会がまとめた全国の百貨店278店舗の去年1年間の売り上げは7兆7050億円
余りで、おととしに比べて0.5%減り、11年連続で前の年を下回りました。
内訳を見ますと、売り上げの4分の1を占める主力の婦人服は前の年を2.3%下回り、
専門店やショッピングセンターなどとの競争が激しくなっていることが背景にあるものと
みられています。
また、美術品などの高額品の売り上げも2.7%減少し、特に11月と12月に大きく
落ち込んだことから、業界では、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した
株式市場の低迷などでいわゆる富裕層などの購入が減ったものとみています。
一方、食料品は地下の食品売り場を改装した効果などで、前の年を0.9%上回り、
商品別では19年ぶりに婦人服の売り上げを超えて1位に浮上しました。
日本百貨店協会では、ことしの見通しについて「このところの株価の低迷傾向が続けば、
個人消費はさらに厳しい状況になり、売り上げを確保するためには競合する専門店などと
違った独自の商品開発などが求められそうだ」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年1月18日 18時23分
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▽日本百貨店協会
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