08/01/18 15:26:18
06年度900件近い出産を扱った藤枝市立総合病院(毛利博院長)の産婦人科が
6月末で休止に追い込まれる恐れがあることが明らかになった。現在勤務している
3人の産婦人科医が同月末で退職する予定のためだ。市は医師らに慰留を重ねると
ともに、後任の医師の確保を目指し、存続の道を探っているが今のところめどは
立っていない。
関係者によると、金丸仁前院長時代の昨年秋ごろ、産婦人科医の出身大学である
浜松医大から医師を戻したいとの申し入れがあった。同医大は、県内で慢性的に
不足する産婦人科医の各病院への派遣について再検討するため、引き上げを
申し入れたと見られるという。
一方、藤枝市立総合病院は志太、榛原地区の中核病院。産婦人科も同地区にある
公立4病院のうち、06年度の出産件数は881件と際立って多い。
病院の開設者である松野輝洋市長は「そういう申し入れがあるのは事実だが、
引き続き医師に診療に当たってもらえるよう、大学にもお願いをしている最中。
すでに決定したこととは受け止めていない」と話している。21日に浜松医大を訪れ、
産婦人科の存続に向けて協力を要請する予定だ。
同病院の産婦人科は昨年12月から医師が4人から3人に減少したため、5月から
分娩(ぶん・べん)予約数を月20件に抑制することを明らかにしたばかりだった。
ソースは
URLリンク(mytown.asahi.com)