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(>>1の続き)
だがMicrosoftは昨年実際、オンライン広告のaQuantiveを約60億ドルで買収しており、ロゾフ氏によると、
このaQuantiveは独立した企業としての最後の四半期決算において1億4000万ドルの売上高に対し
1400万ドルの利益しか計上していないという。
ただし同氏によると、Microsoftは従来この分野では本業での成長を好んできたが、その方針が変わる
可能性もある。「もしMicrosoftがハードウェアの種類を拡充し、消費者家電分野での地盤を強化したいと
本気で望んでいるのであれば、Logitechはそのスタート地点として理にかなった選択肢ではある」と同氏。
またエンダール氏によると、Microsoftのハードウェア部門はこのところ苦しい立場にあるという。「特に
Microsoftのようなソフトウェア企業では、ハードウェア技術者に対する関心が薄く、彼らには開発の核と
なるような基盤が欠けている」と同氏。
同氏によると、その点、Logitechはこのニッチな分野では、Microsoftも含めたほかの大半の競合企業
よりも成功しており、そうした開発の核をMicrosoftに提供できるはずという。
ロゾフ氏も同意見だ。「Microsoftのハードウェア部門は長いこと事業を営み、堅実に利益も上げている
が、ハードウェアを含む同社のエンターテインメント&デバイス事業部門はXboxを除けばそれほど急速に
は成長していない」と同氏は指摘している。
(終わり)