【景況】円高株安、経済界に影…輸出企業を中心に懸念 [08/01/16]at BIZPLUS
【景況】円高株安、経済界に影…輸出企業を中心に懸念 [08/01/16] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/01/16 22:21:40
米国市場に端を発する円高、株安に歯止めがかからない。
政府・与党や経済界の首脳は、日本経済の底堅さをアピールするものの、
輸出企業を中心に、影響を懸念する声も少なくない。
回復道半ばだった日本の景気に暗雲が立ちこめつつある。

■底堅さ強調
連日の株価下落について、経済同友会の桜井正光代表幹事は16日の定例会見で、
「日本の経済や企業業績、個人消費はそれなりに底堅く、今の状況で浮足立つ話ではない」
と強調した。
日本経団連の御手洗冨士夫会長も前日、「日本企業の景況感は決して悪くない」と述べ、
市場の景気の底堅さを訴えた。

経済界首脳は、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の
焦げ付き問題で、投機資金が株式市場から流出したのが株安の要因と指摘。
外国人の売買が全体の6割を占める日本市場も影響を受けたが、実体経済は損なわれていないとの見方だ。

政府・与党も同様の認識だ。福田康夫首相は16日午後の会見で
「経済指標は底堅く、日本経済が悪くなっていない。(株安には)必要があれば対応するが、
当面は見守っていくのが一番よい」と静観する姿勢だ。

■指標しっかり
実際、足元の経済指標は、比較的堅調だ。財務省が16日発表した昨年11月の国際収支速報は、
海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支が、前年同月比2・1%増の
1兆7825億円の黒字となり、11月としては過去最高を更新した。

また、設備投資の先行指標となる内閣府の11月機械受注統計も、「船舶・電力を除く民需」(季節調整値)は
1兆498億円と前月比2・8%減だが、前月の反動減で受注額は高水準を維持した。
日本工作機械工業会が発表した12月工作機械受注額も、前年比3・3%増の1302億5500万円と
12カ月連続で前年実績を上回り、企業の投資意欲は底堅い。

■実体に影
だが、昨年末からの急速な円高、株安は実体経済に影響を及ぼしつつあるようだ。
生産台数で世界一が目前のトヨタ自動車は為替レートを1ドル=110円で想定。
1円の円高は営業利益で350億円の減益となり、「まさに正念場」(首脳)との声も聞こえる。
業績への懸念もあり、約1年前に30兆円に達した時価総額は20兆円の大台を割った。

一方、石油連盟の渡文明会長(新日本石油会長)は「保有株式の評価損が業績に影響を与える可能性もある」という。

こうした中、自動車総連の加藤裕治会長は「マクロ情勢は楽観できない。なぜ(毎年)春になると
組合に逆風が吹くのか」と賃上げ抑制の論調に警戒感を隠さない。
景気の持続に不可欠な賃金水準の引き上げが見送られると、実体経済の冷え込みも懸念される。

ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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