【社説】警戒信号が点滅する日本の景気…日経 [08/01/14]at BIZPLUS
【社説】警戒信号が点滅する日本の景気…日経 [08/01/14] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/01/14 23:25:40
日本の景気に警戒信号がともっている。
米国でも景気後退懸念が取りざたされている。株価も下げ止まらない。
政府も国会も政局への対応ばかりでなく、経済運営に細心の注意を払うべき時だ。

生産が振るわず8カ月ぶりに節目となる50%を割った一致指数、10%と大変低い水準になった先行指数。
昨年11月の景気動向指数は経済活動の変調を物語る。
街角の景況感を示す景気ウオッチャー調査も12月の現状判断指数が一段と低下し
横ばいを示す50を9カ月連続で下回った。先行き判断指数も厳しい。

政府は12月、今年度の実質成長率の実績見込みを前年度比1.3%に下方修正した。
今年度は年度内にゼロ成長でも達成できる成長率(いわゆるゲタ)が1.4%だった。
発射台が高かったのに1.3%にとどまった実績見込みは、経済が足踏みしていることを意味する。

さらに最近の経済指標は、何もせずに足踏みから脱却できるどころか、景気が失速しかねない危うさを示している。
建築基準法改正で住宅投資が落ち込んだこともさることながら、家計所得の伸び悩みで個人消費が振るわず、
けん引役の企業も海外景気に警戒感を強めている。「生産、所得、支出の好循環が続いている」と呪文(じゅもん)のように繰り返すだけでは始まらない。

日本が注視する米国ではバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長の10日の講演が注目される。
「追加的な金融緩和が必要になるかもしれない」と踏み込んでいるからだ。

今週、シティグループやメリルリンチが2007年決算を発表する。
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に絡んでどのくらいの追加損失が発生するか、
かたずをのんで見守る市場を安心させようというバーナンキ議長の姿勢は評価できる。
ブッシュ政権が機会をとらえて減税に踏み切れば、米景気の下支えになり日本も一息つける。

日本には政策金利引き下げ余地はほとんどなく、財政面でも打つ手は限られている。
来年度予算を速やかに成立させ、ガソリン税の暫定税率をめぐる混乱を起こさせない。
国会同意人事である日銀新総裁の任命を中ぶらりんにしない。何よりも大切なのは、政策当局者が経営者や市場関係者と認識を共有することだ。

「イッツ・ジ・エコノミー(大事なのは経済だの意)」。
1992年の米大統領選でブッシュ大統領を破った当時のビル・クリントン候補の言葉を、
与野党問わず日本の政策担当者は肝に銘じてほしい。

ソース
URLリンク(www.nikkei.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch