08/01/09 15:08:58
小さなエンジン、ラジオもエアコンもない世界で一番安い自動車が10日、公開される。
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は8日、ベールに包まれたこの車の
「生産原価削減術」を紹介した。
まず、この車は従来の自動車業界のコスト概念を完全に打ち壊した。自動車後部に
搭載されているエンジンはたった700ドル(排気量600‐660cc)。
動力は芝刈り機程度の30‐35馬力しかない。韓国の軽自動車「マティス」(52馬力)や
「モーニング」(64馬力)をはるかに下回る。
パワーステアリングがなく、窓も手動で開け閉めしなければならない。
アナログ方式のスピードメーターで速度を測り、雨のときはフロントガラスに
たった1本しかないワイパーが頼みだ。タコメーターはない。材料も金属やボルトの
代わりに、安いプラスチックや接着剤をできるだけ使っている。時速70キロ以上の
速度には耐えられないホイールベアリングを使い、車の寿命より値段を下げることを
重視した。
同紙は「この自動車は優れた発明の勝利というよりも、新しい哲学の勝利。
過剰という言葉とは対極にある“不足の精神”が結合した
“ガンジー(インド建国の父)式エンジニアリング”を世界に伝えるもの」
と報じている。
ところどころ省略しました。ソース全文は
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コスト削減した部分を表した絵はこちら
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