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総務省は6日、あたかも実物が目の前にあるかのように見える立体映像を映し出す
「立体テレビ」の開発に民間企業と共同で乗り出す方針を明らかにした。
特殊な眼鏡などを使わなくても臨場感あふれる鮮明な映像が楽しめる技術を開発し、
2025年の家庭向け放送の開始を目指す。SFの世界だった夢のテレビが現実味を帯びて
きそうだ。
立体映像技術は、レーザー光を使って空間に立体映像を描く仕組みだ。
立体映像はフルカラーで高精細なものを目指し、2020年をめどに企業向けの映像技術を
実用化する。「世界に先駆けて究極の映像技術を開発し、日本の国際競争力を強化する」
(総務省)狙いだ。
立体映像で再現した商品見本を囲んでテレビ会議を行う「立体遠隔会議システム」や、
仏像彫刻や伝統芸能などの文化財を立体的に記録・保存する「立体デジタル・アーカイブ」
などに活用することを想定。
25年には、家庭用の立体テレビや立体テレビ電話を実用化する構想だ。ゲームや映画
などの娯楽分野に応用することも期待されている。
総務省は08年春に、開発テーマを分けて参加企業を募集し、夏をめどに開発に着手する。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年1月7日3時5分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽総務省
URLリンク(www.soumu.go.jp)