08/01/04 23:31:40
【ワシントン=小竹洋之】米労働省が4日発表した昨年12月の雇用統計(季節調整済み)に
よると、非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万8000人増えた。増加幅は雇用回復の目安
といわれる10万―15万人を大幅に下回り、2003年9月以降の雇用拡大局面では最も低い伸びと
なった。失業率(軍人を除く)は5.0%。前月より0.3%上昇し、2年1カ月ぶりの高水準を
記録した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする
金融不安が響き、雇用の減速も鮮明になってきた。
昨年12月の雇用者数は52カ月連続で増加したが、増加幅は市場平均予測の7万人を大きく
割り込んだ。昨年10月の増加幅は17万人から15万9000人に下方修正、昨年11月の増加幅は
9万4000人から11万5000人に上方修正された。
失業率の上昇は4カ月ぶり。市場平均予測の4.8%を上回った。平均時給は17.71ドルで、
前月比で0.4%上昇、前縁同月比では3.7%上昇となった。
▽News Source NIKKEI NET 2008年01月04日22時33分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽Bureau of Labor Statistics
URLリンク(www.bls.gov)
▽Press Release
Employment Situation Summary
URLリンク(www.bls.gov)
▽関連
【労働環境】労働力不足:雇用対策が有効、2030年「労働力人口」1000万人余り減少も…社会保障制度や経済成長にも影響 [08/01/03]
スレリンク(bizplus板)
【雇用】11月の有効求人倍率、2年ぶり1倍割れ 失業率は改善[07/12/28]
スレリンク(bizplus板)