07/12/29 23:10:51
ことし6月に始まった日本から中国へのコメの輸出は、第1便が出て以降、害虫が持ち込まれる
おそれがあるとして中国側から禁止されてきましたが、日中の閣僚による協議で輸出の再開が
認められ、29日、新潟県産のコシヒカリなど50トンを積んだ第2便が中国へ向けて出港しました。
今回、中国に輸出されるのは、新潟県産の「コシヒカリ」40トンと宮城県産の「ひとめぼれ」10トン
のあわせて50トンです。日本産のコメの輸出は、日本の消費量の17倍といわれる中国の巨大市場に
売り込もうと、ことし6月に第1便が出港し、本格的な輸出が始まりましたが、その後、害虫が
持ち込まれるおそれがあるとして、中国側によって禁止されていました。
しかし、今月1日に北京で行われた日中の経済閣僚らによる協議で、暫定的に150トンまで輸出の
再開が認められ、これを受けて、29日午後、横浜港から2隻のコンテナ船が中国の天津と上海に
向けて出港しました。これらのコメは、1月4日までに中国に到着し、下旬には北京と上海の
デパートなどで中国産コシヒカリの10倍程度の2キロ入りおよそ3000円で販売される予定です。
全農=全国農業協同組合連合会は「中国の富裕層が旧暦の正月に当たる2月7日の春節に合わせて
贈答用に購入することが見込まれる」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2007年12月29日 18時28分
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