07/12/28 23:35:51
うつ病などの精神性疾患で昨年度中に休職した全国の公立小中高校などの教員は、前年度比
497人増の4675人に上り、過去最悪を記録したことが、文部科学省のまとめでわかった。
10年前の1996年度(1385人)に比べると3・3倍という急増ぶりで、今回初めて、病気休職者
全体の6割を超えた。文科省は原因として、教師が多忙になっていることに加え、保護者の
理不尽な要求で、ストレスを抱える教員が多いことなどをあげている。
昨年度1年間に病気で休職したのは、全教員の0・83%にあたる7655人。精神性疾患による
休職者も全教員の0・51%で、200人に1人以上が心の病で学校を離れた計算になる。
心の病で休職する教師は92年度の1111人から14年連続で増加しており、特に2003年度からは、
毎年400~600人ペースで増え続けている。文科省は「年齢別の統計はない」としながらも、
<1>職場の人間関係などになじめない新人教員<2>私生活や自分の健康に問題が出る40~50歳代
―などが悩みを抱えやすいと分析している。
一方、昨年度にわいせつ行為やセクハラで懲戒処分を受けた教員は、前年度比46人増の
170人だった。全国の高校で相次いで発覚した「世界史」など必修科目の未履修問題を巡って、
昨年度中、懲戒も含め何らかの処分を受けた教員も全国で490人に上った。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2007年12月28日20時28分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽文部科学省
URLリンク(www.mext.go.jp)
▽Press Release
平成17年度 教育職員に係る懲戒処分等の状況について
URLリンク(www.mext.go.jp)
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