07/12/20 23:20:50
百貨店の｢イタリア展｣で中国製家具が販売されていた問題で、公正取引委員会は20日、
伊勢丹(東京都新宿区)など百貨店7社に対し、景品表示法違反(原産国に関する不当表示)の
恐れがあったと警告した。また、実際とは異なる原産地表示の鶏肉や魚の干物製品を
カタログなどで宣伝したとして、百貨店など計3社を同法違反(優良誤認)で警告した。
公取委は業界団体の｢日本百貨店協会｣に指導を要請した。
｢イタリア展｣をめぐり警告を受けたのは伊勢丹のほか、▽京王百貨店(同)▽松屋(中央区)
▽丸井今井(札幌市)▽岩田屋(福岡市)▽山形屋(鹿児島市)▽宮崎山形屋(宮崎市)。
公取委によると、｢イタリア展｣などの名称で開いた催し物で販売した商品の一部に
中国製家具が含まれていた。今年10～11月に相次いで発覚し、各社は公取委に報告していた。
一方、ユニー(愛知県稲沢市)とジェイアール西日本伊勢丹(京都市)は鶏肉加工品について、
材料にブロイラーが使われているのに、業者の説明などをもとにカタログなどに、
｢宮崎地鶏｣と表記。小田急百貨店(新宿区)は、山口県下関市などで生産されたフグなど
魚の干物を、同様に業者からの説明などで、同県長門市仙崎漁港産と表示していた。
【斎藤良太】
▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2007年12月20日21時38分
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)
▽公正取引委員会
URLﾘﾝｸ(www.jftc.go.jp)
▽Press Release
大規模小売業者10社に対する警告等について
URLﾘﾝｸ(www.jftc.go.jp)