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★トヨタ労災死訴訟で国側が控訴断念、原告勝訴確定
トヨタ自動車(愛知県豊田市)工場内で勤務中に倒れて死亡した内野健一さん(当時30歳)の
妻博子さん(37)(同県安城市)が、国を相手取り、労災と認めず、遺族補償給付金を不支給とした
決定の取り消しを求めた訴訟で、国側は控訴期限の14日、控訴を断念した。
労災を認定し不支給決定を取り消した名古屋地裁判決が確定する。
判決確定の知らせを受けた博子さんは「夫のようにサービス残業で大変な思いをしている人が
まだたくさんいるので、会社は判決をしっかりと受け止めてほしい」と話した。
内野さんは同社堤工場(豊田市)に勤務していたが、2002年2月9日午前4時20分ごろ、
工場内で倒れて致死性不整脈で死亡した。判決は、内野さんのサービス残業も業務と認め、
「長時間労働は継続的で、業務と死亡の関連性は強い」と認定した。
(2007年12月15日10時33分 読売新聞)
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