07/12/14 21:18:30
しょうゆ最大手のキッコーマンは14日、しょうゆ全商品を来年3月16日出荷分から
値上げすると発表した。
対象は国内で製造販売する家庭用、業務用を合わせた132品目で、値上げ幅は
家庭用の希望小売価格で約11%になる。
キッコーマンのしょうゆの値上げは1990年9月以来17年半ぶりだ。
しょうゆは多くの食品に使われるため影響が大きく、めんつゆなどの関連商品から
加工食品、外食産業まで値上げが波及する可能性もある。
しょうゆ2位のヤマサ醤油も「原材料高をコスト削減だけでカバーするのは
難しい」(広報)と値上げを検討していることを明らかにした。最大手のキッコーマンの
値上げで、中小メーカーを含めた他社も追随する可能性が高い。
キッコーマンによると、大豆や小麦など原材料価格の高騰が値上げの理由だ。
主力商品の「キッコーマンしょうゆ」(1リットル)は38円高い368円(税抜き)、
「特選丸大豆しょうゆ」(1リットル)は49円高い479円(同)などとなる。
外食産業などでは、「しょうゆは和食を中心に多くの料理に使われており、牛丼や
ラーメンなど大量に使う店ではコスト高につながる」(外食大手)との声も出ている。
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