07/12/10 07:56:53
■アサヒもPR
日本では“知る人ぞ知る”存在だったホットワインだが、アサヒビールも一部量販店の店頭で
「寒い冬におすすめのドリンク」としてホットワインを紹介する広告を展開。また、ホットワインなど
温かい各種カクテルを提供するスタンディングバー「アサヒホットバー 『ヴァルト・ベーア』」が、
25日までの期間限定で名古屋市中村区のJRセントラルタワーズに7日オープンするなど、口にする人も
増えつつある。
現在約2500億円とされるワイン市場は、1990年代のブームを経て横ばい状態。「まだまだ“特別感”
があるハレの日の飲み物」(メルシャンのワイン営業本部・SP部量販グループ長の池田浩明)という
位置づけだ。
一方、洋風スパイスは、販売量は伸び続けているものの、市場規模70億~80億円と香辛料全体の
約530億円の中ではまだ少なく、エスビーのコミュニケーションデザインユニットチーフの
高井真さんは「もっと気軽に使いこなしてほしい」という。
「スパイスやハーブには癒やし効果もあるとされ、仕事や家事で忙しい女性に受けるのでは」
(メルシャンの池田さん)という読みが当たれば、ホットワインは双方の市場の新たな需要喚起に
つながりそうだ。(小坂真里栄)