【教育】塾講師:公立中に招き夜間授業、料金半額・学校と塾のあり方に波紋も…東京・杉並 [07/12/09]at BIZPLUS
【教育】塾講師:公立中に招き夜間授業、料金半額・学校と塾のあり方に波紋も…東京・杉並 [07/12/09] - 暇つぶし2ch1:明鏡止水φ ★
07/12/09 07:40:50
 リクルート出身の藤原和博氏が校長を務める東京都杉並区立和田中学校で、来年1月から、
大手進学塾「サピックス」(中央区)の講師を招き、2年生を対象に夜間、学力向上に向けた
授業をすることが分かった。保護者から授業料を集め希望する生徒を対象にするという。
公立中の中で進学塾が定期的な授業をするのは極めて異例で、公立学校と塾のあり方をめぐり、
波紋を広げそうだ。

 関係者によると、授業は「夜スペシャル」と名付け、保護者らで構成し、同中を地域ぐるみで
支援する「和田中地域本部」が主催する形を取る。

 授業は国語と数学、英語の3教科で、月、水、金、土の週4日。平日は午後6時半~同9時半。
生徒は休憩を取りながら1日3コマを受講する。土曜日は午前9時~正午で、英語のみという。
平日コースと平日・土曜日コースの2コースを設け、入塾試験も実施する。生徒のレベルを
見ながら授業を展開する。

 和田中では、これまでの暗記を重視した授業を疑問視し、物事に対する「論理的思考力」を
鍛える方法を模索してきた。今回の試みもその一環で、サピックスの講師と同中の教諭とが
連携し、思考力を鍛える教材を共同開発し、その教材を使いながら、サピックスの講師が
授業をする。授業料はサピックスの料金の半額に設定し、保護者側が支払って生徒が受講する
システムになるという。

 1月から試行的に始め、4月から本格実施したいとしている。

 藤原校長は、03年4月に東京都の公立学校では初の民間出身校長として就任。授業の知識を
世の中でどう生かすかを学ぶ「よのなか」科を導入するなど、先進的な取り組みで知られる。

 来年3月の退任が決まっており、後任は、教育関連会社「トップアスリート」社長の代田昭久
さんが務めることになっている。【三木幸治】

 ▽教育評論家、尾木直樹さんの話 学校の塾化が進むだけで総合的な学力向上にはつながらず、
やめた方がいい。塾は教え込むやり方で知識をつけるにはいいが、安全で安心な居場所を確保し、
子どもが自ら学ぶように促す学校の役割とは異なる。子どもが先生を見る目も変わり、塾の講師を
学校の先生より上に見てしまうだろう。

 ▽兵庫教育大学長で中央教育審議会副会長、梶田叡一さんの話 学校にいながら安い値段で
塾の授業が受けられるのは、生徒の望む学習機会を提供するという観点から評価できる。
日本人の多くは抵抗があるかもしれない。だがこれまでどちらかと言えば、陰の存在だった塾を
白日の下にさらすことになる。その結果、学校と塾の指導方針が違って子どもが迷うといった
弊害が少なくなり、きっちりとした学力形成につながる。


▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2007年12月09日05時07分
URLリンク(mainichi.jp)
▽東京都杉並区立和田中学校
URLリンク(wadajh.sakura.ne.jp)
▽SAPIX
URLリンク(www.sapientica.com)
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