07/12/06 22:10:57
【直球緩球】中村元彦・サークルＫサンクス社長に聞く
－－平成１６年にサークルＫとサンクスが合併して３年。１１月にデザートで新ブランドを発表し、
ブランド統一も終わった
「描いていた通り。２年半で物流、半年かけてブランドを統一する。社員の考え方も一本化されて
きている。店舗数が倍になり、スケールメリットが発揮できるようになった。最大のメリットは物流と
（米飯工場など）商流の統合。トラックも減って効率化でき、問屋も一つにすれば原価も下がる」
－－今後の課題は
「難しいのはフランチャイズ契約。サークルＫとサンクスでは、加盟店が（本部に支払う）
ロイヤルティーが異なる。ロイヤルティーが上がれば加盟店は契約しないので、今も契約は別だ。
もっと『サークルＫサンクス』として動きたい。店舗開発も別で、１人の開発本部長が両方を
仕切っている状態。生産性がよくない」
－－８月中間決算は営業減益だった
「計画に近い数字。サークルＫもサンクスも３０年、店舗を増やし続けてきて、やればやるほど
赤字になる店もある。今期は出店数より多い４５７店舗の閉店予算を立てており、業績が悪い店は
閉店する。量から質に変化する転換期にある」
－－コンビニ業界全体に飽和感がある
「売り上げがここまで苦戦したのは想定外。これまで店舗数がずっと増えてきたが、他のチェーンも
質の方向に転換すると思う。われわれの出店の３分の１は店をいったん壊し、駐車場を広めに
するなどの対応を取る。売り上げが増えることが予想できる」
－－原料高の影響は
「容器や肉などの値段が上がっている。価格据え置きは限界に来ており、このままでは弁当なら
鶏のグラム数を落としたり、中身の見直しをしたりするしかない。原油高である以上、メーカー品が
上がるのは基本的にはやむを得ない。上げるならメーカーは強い意志で上げてほしい」
「家庭の消費は冷え込んでいるが、ミシュランの三つ星レストランに予約が殺到するなど、使う
ところには使うという風潮だ。商品の単価を落とすだけでなく、消費の二極化にあわせた品ぞろえが
大事になる」
－－ファミリーマートと自主開発商品を共同で企画する
「自分たちだけでできないことなら他社と組んでやればいい。今回のパンはカロリーを抑えるため、
油や粉にこだわった。それぞれが自社の表示をはり、外見は別だが中身は一緒。約５アイテムを
１月に販売する」
－－さらに他社と合併する可能性はあるのか
「合併を経験して言えるのは、デメリットもあるということ。加盟店はロイヤルティーが高い会社とは
契約しない。少なくとも今後数年間はそういうつもりはない」（田村龍彦）
【プロフィル】
なかむら・もとひこ
昭和５７年ユニー入社。平成１６年サークルＫサンクス執行役員マーケティング本部長。取締役営業
統括本部長などを経て１９年５月から現職。愛知県出身。４７歳。
21:44更新
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【流通】サークルKサンクス：コンビニ初の地域別価格導入へ、おにぎりや弁当など全てのPB商品…08年4月にも [07/11/28]
ｽﾚﾘﾝｸ(bizplus板)
2:名刺は切らしておりまして
07/12/06 22:16:13 LT+gN+63
うちの近所サンクスとサークルＫ両方潰れてんだけど
ゼロバンクが利用できなくなったから困っている
3:名刺は切らしておりまして
07/12/06 22:26:20 9vV2NLvw
横浜Ｆマリノスみたいな名前だよな＞サークルＫサンクス
別の名前無かったの？
4:名刺は切らしておりまして
07/12/06 23:26:12 tvLYUWBX
パンが安いから助かる
5:名刺は切らしておりまして
07/12/07 00:56:17 yIxtP3a5
ウチの近所もセブンに負け閉店したから、株主もヤメタ。
優待オイシかったのに。