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富山を訪れる外国人観光客にとっての富山空港周辺の利便性を調べるため、国土交通省
北陸信越運輸局は五日、同空港で「外国人による空港ひとり歩き点検隊調査」をした。
オーストラリア、ロシア、韓国、中国からの留学生や社会人ら六人と、環境デザイナー
島津勝弘氏（富山市）が点検隊員として参加した。
参加者は国際線の入り口で機内持ち込み物に関するポスターが読めるか確認したり、
バスやタクシー乗り場の標識が分かりやすいかなどを見て回ったりした。
空港で外国人が歓迎されていると感じるかなども確認した。
中国から来た会社員李善玉さん（２４）＝高岡市＝は「標識はたくさんあったが、
もっと外国語で書いてほしい。きれいなデザインのイスがあって、
気を使っている部分が多くてよかった」と話していた。
調査結果は県や空港関係者、バスやタクシーなどの各機関が、
今後の空港づくりの参考にするという。
国交省は本年度中に、全国の二十の国際定期便発着空港で同様の調査をするという。
（渡辺ゆり）
(画像)空港内の標識が読めるかなどを見て回る外国人点検隊員＝富山市の富山空港で
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