07/12/08 19:41:09 vhlyOVAS
「サマータイム」というのは、夏季に全国一斉に強制的に時計の針を1時間前に進ませて、
国民の生活をそれに合わせるという制度のことだ。
経団連がやろうとしているのは、単なる「夏季勤務時間変更制度」であって、これを
「サマータイム」と呼ぶのは、国際的な常識から考えて、おかしいと思う。
国民に誤解を与えて、言葉を混乱させるだけだ。言葉は全ての基本だから、始めにきちんと
定義して使わないと後々まで悪影響が残るよ。
本来の「サマータイム」については、複雑な社会システムが全てコンピューターで数千分の
1秒の単位で管理されている今の時代に、その基準時間を人工的に1時間も進ませたり、遅らせたり
することが社会にどんな混乱を引き起こすかを考えれば、絶対反対しかないだろう。
サマータイムによって夏場にアフター5を楽しめと言われても、英国や北欧のような高緯度の国で
は夜10時を過ぎても明るいし、気温も湿度も快適で屋外で過ごすには非常に適した気候だが、日本
は中緯度に位置しているので7時頃には暗くなるし、非常に蒸し暑くて、とても屋外では過ごせない、
屋内で冷房を利かせて過ごすのが普通。
国民はサマータイムの恩恵をまったく享受できない。