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液晶工場生み出す「林」 (2007/11/16)
大阪湾を間近に臨む広大な敷地で、百基近くのクレーンやくい打ち機がずらりと立ち並び、せわしなく動いている。
シャープの新工場を中心とする液晶産業コンビナートの建設予定地(堺市堺区)で始まった地盤改良
などの基礎工事だ。近畿圏内の建設機械だけでは足りず日本全国から集められた。二〇〇九年度中の
稼働を目指す。
亀山工場(三重県)の約四倍となる百二十七ヘクタールの敷地に、液晶パネルの主要素材である
マザーガラスの最大手・米コーニングや、液晶カラーフィルターの大日本印刷など関連企業も進出する。
このエリアで液晶パネルに必要な部材がほぼそろう。
十四日には大阪湾を挟んだ対岸の兵庫県尼崎市で、松下電器産業のプラズマパネル国内第五工場が
着工した。両社の新工場で生産するパネルはフル稼働時には42型換算で、それぞれ月百万枚を超える。
いずれもかつては製鉄所だった地域。大阪湾周辺は産業の移り変わりを象徴しているようだ。
URLリンク(ameblo.jp)
【図・写真】基礎工事が進むシャープ新工場予定地(堺市堺区)