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天下の朝日新聞様から見事なパクリ記事がリリースされました。
放出車両、引く手あまた 来春廃止の三木鉄道[2007年11月20日]
URLリンク(www.asahi.com)
来年3月末で廃線となる兵庫県三木市の第三セクター「三木鉄道」に、
全国の三セク鉄道会社から「車両を譲って」という要請が相次いでいる。
85年の国鉄分割・民営化によって三セクに移行した地方鉄道の多くは、
気動車が約20年の耐用年数にさしかかり、更新時期を迎えているからだ。
三木鉄道が所有する3両の気動車は比較的新しく、経営難で新車に手が出ない
各三セク鉄道にとって、またとない好機という。
三木鉄道は98~02年、富士重工業製のディーゼル気動車3両の新車を、
それぞれ約1億円で購入した。隣接する同県加古川市とを結ぶ約6.6キロの
単線を、1両編成(定員116人)で運行している。車幅などの規格について、
全国の三セクはほぼ共通しており、中古車だと数千万円程度での購入が見込める
ため、現在7社から問い合わせが寄せられている。
樽見鉄道(岐阜県)は、三木鉄道廃止の報に接し、すぐに社員を現地に派遣して
車両を確認した。所有する6両のうち3両は昭和期の製造。
経営難で沿線5市町から徹底した経営努力を求められており、「三木鉄道の
車両はのどから手が出るほどほしい」という。
三木市の隣の小野市と加西市の間約13.6キロを走る北条鉄道。
3両の気動車のうち1両が84年製で、老朽化のため週1日しか使えない。
三木鉄道とはともに旧国鉄加古川線(現・JR加古川線)の支線だった縁がある。
こちらも「ぜひ譲ってほしい」。担当者は「車両購入は加西、小野両市からの
補助金頼り。今の経営状態では、とても『新車を』とは言えない」と打ち明ける。
信楽高原鉄道(滋賀県)はいったん購入を希望したが、三木鉄道の気動車では
大幅改良をしないと急斜面が運行できないとわかり、保留中という。
「めったにない出物なんですが……」と担当者は残念がる。
85年に三セク鉄道として再スタートを切った三木鉄道は、利用者減の影響で
10年ほど、毎年約6千万円の赤字が続き、全額補填(ほてん)していた三木市の
財政再建のため、廃止が決まった。
三木市は、3両のうち1両を記念に保存し、残り2両をオークション方式で
売却する方針。車両の「第二の人生」に熱い視線が送られていることについて、
三木鉄道の斎藤浩・鉄道部長は「整備が行き届いていると他社からほめられるのは
鉄道マンの誇り。ただ、この技術ももうすぐ必要なくなる」と寂しそうだ。