07/11/02 12:43:35
来年3月31日の運行を最後に廃止される三木市の第三セクター「三木鉄道」
(三木-厄神間)の「車両を譲ってほしい」と、ローカル線を運営する全国の
鉄道会社6社から引き合いがきている。同市が29日、明らかにした。最終的
には、廃止後に設立される清算会社が決めるが、鉄道マン歴約50年の斎藤浩
・三木鉄道取締役鉄道部長は「走れるうちは、走らせてやりたい」と話して
いる。
三木鉄道が保有する車両は3両。98年から02年にかけて導入した。
全長18メートル、定員116人。1両につき約1億円で新造し、
比較的新しいことから売却する場合は、数千万円になるとみられる。
薮本吉秀市長は3両のうち1両を記念に市内で展示する意向を示した。
引き合いがあったのは、小野、加西市で運行する北条鉄道や近畿圏内の
北近畿タンゴ鉄道(京都府など)、信楽高原鉄道(滋賀県)。遠くは
茨城交通(茨城県)や樽見鉄道(岐阜県)、水島臨海鉄道(岡山県)。
電話での問い合わせのほか、担当者が三木市を訪れ、直接車両を調べた
会社もある。東南アジアに車両を贈るNPO法人からも問い合わせの
電話があった。
車両や駅舎、線路跡については、市役所の職員による検討委(12人)が
利用計画の素案作りを進め、年内にも設置される跡地等利用検討協議会の
意見を求める。素案では、三木駅を中心とした商業施設や記念施設などの
整備が考えられている。
ソースは
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車両の画像は
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