08/02/15 21:19:36 I/DAS7ZV
資本主義の国では労働力も商品である。
優秀な労働力を得たいなら、それなりの対価を支払う必要がある。
それなりの対価とは相場で決まる。
公務員になるレベルの人材が民間に就職したとすれば、どの程度の給与条件になるか。
それで公務員の給与は決まることになる。
このことを理解せず、公務員の給与は民間の平均にせよ、というのは資本主義の国
では通用しない。
単純に民間給与を平均したら、それは中小企業の平均より低い金額となってしまい、
そんな給与の額では優秀な人材は公務員にならないだろう。
それでは日本の行政は成り立たない。
公務員の給与について論じる場合、「日本は資本主義の国であり、公務員という労働力を
確保するためには、その人材のレベルに見合った給与を払わなければならない」という根本
をふまえて話をしなくてはならない。