07/10/20 07:46:41
神戸市内でバブル崩壊や阪神大震災後の不況により難航していた大規模な民間再開発計画が
ようやく始動する。JR垂水駅北側では地権者による準備組合設立から18年を経て、33階建て
マンション計画が具体化。JR三ノ宮駅東側では組合設立から27年で、54階建てマンションを
建設する構想が都市計画決定にこぎつけた。高層マンションの需要増で再開発が実現した形だ。
JR垂水駅北側(垂水区)の神田町東地区は、再開発面積が約7000㎡で約150軒の商店や住宅が密集。
準備組合は2012年度完成をめどに1―2階に店舗が入居する210戸の高層マンションを建設する。
総事業費は約100億円の見通し。神戸市は組合がつくった再開発案を年度内にも都市計画決定する。
資金調達やマンションの分譲を担当するデベロッパーにはコスモスイニシア(旧リクルート
コスモス)が選ばれた。同社は「都心回帰や景気の回復で高層マンションへの需要は大きい」と
分析する。垂水駅北側は1990年に準備組合を設立したが度重なる不況や震災で有力な
デベロッパーが見つからなかった経緯がある。
JR三ノ宮駅東側(中央区)の旭通4丁目の約1haは戦後のヤミ市の跡。90年代前半にはいったん
デベロッパーに決まった大手商社がバブル崩壊で撤退した。今回、住友不動産がデベロッパーに
なり54階建てのマンションと商業施設を2012年度完成をめどに建設する。
中央区のトアロードに面した中山手地区の約1haでは35階建てと13階建てのマンション工事が
進行中。準備組合設立から17年たった。デベロッパーは住友商事とコスモスイニシアで、
昨年秋から分譲を始めほぼ完売した。
▽News Source NIKKEI NET 2007年10月20日
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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▽コスモスイニシア 株価 [適時開示速報]
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▽住友不動産 株価 [適時開示速報]
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