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ミシュラン落選3鉄人の不満爆発「なぜ、うちが…」 地域、ジャンル…偏りすぎ
「東京一極集中を避ける意味でも他の地域の(調査)も行ってほしい」と苦言を呈する中村孝明氏
鳴り物入りで発売された『ミシュランガイド』東京版は早くも売り切れ店が続出し、空前のブームになりつつある。
だが、見えない評価基準、地域の偏り…など、関係者から疑問の声も上がり始めた。今回、「☆」を逃した料理の
3鉄人、和の中村孝明氏(60)、洋の坂井宏行氏(65)、中華の陳建一氏(51)は落選に「なぜ、うちが…」と不満を漏らしている。
「我々料理人にとっては歓迎すべきこと。100年の歴史を持つミシュランが東京をターゲットにしたという点では評価できる」
「ラ・ロシェル」(渋谷)の坂井氏は、“黒船来航”を歓迎してみせた。坂井氏は、人気番組『料理の鉄人』出演時は本場・フランスの
三つ星シェフを負かした経験も持ち、フランス政府から受賞歴も持つ「フレンチの鉄人」だ。
一つ星を取った料亭「なだ万」の総料理長を長くつとめた「和の鉄人」、「孝明 ARIAKE」(有明)の中村氏も
「日本の食文化が底上げされる良い機会。料理人育成の発奮材料になる」と話す。
今回は5店のみの「☆」獲得と冷遇された中華界にあって、鉄人史上最長の連勝記録を持つ「中華の鉄人」
、「四川飯店」(赤坂)の陳氏は「世界各国に中華料理は広まっているが、その中でも日本のレベルは群を抜いて
高く、独自の文化を作ってきた。味への評価はお客さんが決めること。ごく一部の人が選ぶものではないと思っている」とやや不満気だ。
だが、落選した鉄人の本音は違う。特に、3氏は評価基準に疑問を投げかける。
口火を切ったのは坂井氏。「うちが入ってないのはおかしい」とし、「それは冗談にしても、何を審査するのかわから
ないのがひっかかる」とチクリ。
中村氏も「世界的ブームの寿司がやたら多かったように、今回は味というより、外国人にとって新鮮な日本的印象で
評価が左右された印象がある。もっと広い視野で見てほしい」と訴える。
「ぼくは中国料理のファン。自分の中にミシュランを持てばいい」と冷遇された中華を応援する陳健一氏
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