07/11/25 23:37:39 LdwifaeS0 BE:1166924579-PLT(12001) ポイント特典
国産眼鏡フレームで9割超のシェアを持つ一大産地・福井県で、
不況が深刻化し始めた1995年以降の眼鏡関連企業の倒産が、
100社(負債1000万円超のみ)に上ることが分かった。
製造出荷額も10年前からは半減。ファッションの一部として若者の間で起きている眼鏡ブームも、
安価な中国製品が勢いづくばかりで、日本の産地の衰退は止まりそうもない。
「日本経済全体に『低価格がすべて』の意識がはびこってしまった。
輸入規制などの策をとらない限り、量では中国にもう太刀打ちできない」
同県眼鏡協会の坂野喜一専務理事は、あきらめるように打ち明ける。
厳しい現状の一因は皮肉にも業界自身にある。
大手メーカーが生産拠点を人件費の安い中国など海外に移し、
国内で倒産した業者が現地で技術指導するといった繰り返しは、
中国の技術力を一気に向上させた。国内安売りチェーンの台頭で
安価な製品の需要が高まり、海外ブランドのライセンス契約の多くも中国に流れていった。
(略)
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