07/11/17 15:21:02 yhjd+CGw0 BE:1318223077-PLT(12001) ポイント特典 株優プチ(news)
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ペット火葬:ブーム便乗の悪質業者横行 数十万円の請求も
ペットの火葬をめぐり、トラブルが相次いでいる。焼却炉を備えた車で飼い主宅まで出張した業者が、死骸(しがい)を焼却炉に入れた後に数十万円の高額料金を請求するもの。
「嫌なら今すぐ焼却炉から出す」「遺骨を返さない」--などとすごみ、飼い主の愛情に
つけ込み金を要求する。ペットブームに便乗した悪質商法に、各消費者センターは注意を
呼びかけている。
東京都消費生活総合センターによると、東京都内の50代女性は今年、インターネット
でペットの火葬業者を見つけ連絡した。ホームページ(HP)では、体重別の料金を掲載。
約20キロの犬は5万6000円で他の料金は一切かからないとあったが、業者は犬を移
動火葬車の焼却炉に入れた後、22万円を請求した。
女性は抗議したが「生焼けで犬を返す」などと言われ、やむなく15万円を支払った。
業者はその後も電話で執拗(しつよう)に残額の支払いを請求、警察通報後も電話は続い
た。
同センターなどによると、業者は違っても手口には共通性がある。HPには小動物から
大型犬まで、体重別に1万円台から数万円の料金が表示され、一部に「高速料金がかかる
場合がある」などと書かれている場合もあるが、料金が請求されるのはきまってペットを
焼却炉に入れた後。大型犬で火葬料金が6万円弱のはずが40万円請求された40代の男
性もいた。
料金内訳の提示は書面ではなく口頭だけのことも。全額を払わないと、残額を支払う「示
談書」名目の念書を取られたケースもあったという。
動物の火葬業者には基本的に法的規制がなく、同センターは「事前に見積もりを出させ
るなど料金の確認が必要。納得できない場合は、支払いや書類へのサインを急がないよう
に」と話す。
トラブルは秋以降、関東で目立つ。国民生活センターによると、ペットサービスの相談
は04年263件、05年314件、06年405件と増加している。