07/11/11 21:08:28 rtxqeW7qP BE:259720627-PLT(12582) ポイント特典
全米で活躍する1万人以上の映画やテレビの脚本家が所属するアメリカ脚本家組合が5日、ストに突入した。前日にDVDやインターネット配信作品の利益配当の大幅アップを求めて交渉を行ったが決裂した結果と報じられている。
ストに参加している脚本家たちの作品リストを見ると、ボーンズ、ハウス、LOST 、デスパレートな妻たち、などなど、人気ドラマがズラリと並んでいる。
まあ、日本ではいまだに2003年の「フレンズ」の最終シーズンをやっているぐらいだから影響は皆無だろう。現地では即、夜のトークショーに支障が出る模様だ。(参考情報)
ところで、海外ドラマでひとつ気になる事がある。それは「吹き替え」。各局の方針で、「吹き替え」「二ヶ国語放送」「字幕」の3種類の放送があるが、海外ドラマファンには字幕版を望む者が多いようだ。
AXNという有料チャンネルの座談会に出席した時には10人ほどの出席者全員が字幕希望だった。レンタルショップに行っても主流は字幕スーパー版である。
吹き替えの需要もあるのだからそれはそれでいいとしても、違和感を抱くのは、元の俳優の声との差。
コメディ番組の女性の場合に特に顕著なのだが、吹き替えの日本の声優の声がやたら甲高く、ハイテンションでわざとらしい事があるのだ。
元の俳優が非常に個性的な場合、声優は苦労する。私の大好きな「名探偵モンク」でトニー・シャルーブ演じるモンクは強迫性障害を患っており、セリフ回しがトツトツとして独特の味を出している。
彼のウェットな声質に対して吹き替えの角野卓造さんの声はドライ。
元の俳優が歌を歌うシーンで、歌まで吹き替えにする事があるが、著しく感興をそぐ。
一方で素晴らしい吹き替えもある。「刑事コロンボ」のピーター・フォーク役の初代の小池朝雄さんと2代目の石田太郎さん、そして「ジェシカおばさんの事件簿」のアンジェラ・ランズベリー役の森光子さん。
費用的にも字幕の方が安上がりだろうし、なるべく元の俳優さんの声込みで放映しないともったいないのではないだろうか。彼らの声は、何千万、何億という高い出演料の1部なのだから。【
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