07/11/06 09:42:34 7Tvgn7380●
名古屋コーチンの不正表示や比内地鶏の偽装が発覚して以降、商品名から「地鶏」
を消す会社が急増している。ことし「宮崎地鶏」が話題を呼んだ宮崎県を訪ねると、食
品通販会社は、「本物の地鶏ですか」と取材を申し込んですぐに販売を中止した。別の
地元食肉会社の社長は「地べたで飼育した鶏だから地鶏と表示してきた。それが通用
しなくなったから販売をあきらめた」と無念そうに話した。
宮崎県都城市の食品通販会社MKコーポレーションは10月末、通販サイト楽天市場
や自社ホームページから「宮崎地鶏」の商品をすべて削除し、販売をやめた。「地鶏で
ない肉を使っていたことに気付いたから」と社長(34)は話す。実際に使っていたのは
ブロイラーの親鳥だったという。
炭火焼きは今春、東国原英夫知事の似顔絵を包装にあしらってから人気となり、1パ
ック200グラム入りが月200個ほど売れたという。
「製造を頼んでいた加工会社が『地鶏の肉だ』というので信じた」「地鶏の定義はよく知
らなかった」
製造元の食肉加工会社「都城福鳥」を訪ねた。50代の社長は「ここらへんでは、地べ
たで飼う鶏を『地鶏』と呼ぶから、自社の商品も『地鶏』と付けて売っていました」と明かした。
「MKに納めていた商品はブロイラーのメス親。MKの社長にも伝えてました」と話す。
宮崎地鶏は東国原知事のトップセールスもあって今年、全国区の人気になった。それ
がいま、通信販売サイトから次々に消えつつある。
>>2以降に続く
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