07/11/06 06:35:02 c25HUmIL0
Richard Stallman、P2Pを語る
URLリンク(www.yamdas.org)
LinuxP2P: DRM に関してはいかがでしょう? その善悪とその理由をお聞かせください。
RMS: デジタル制限管理(訳注:DRM は通常 Digital Rights Management(デジタル権利管理)の略とされるが、
FSF は Digital Restrictions Management の略と主張している)は、大衆が公開された作品を利用するのを技
術的に制限するものである。それは根本的に不当だ。
私はあらゆる DRM を拒否している。私は DRM を含むニセ CD を購入しないという誓約に署名している―
URLリンク(www.pledgebank.com) だ。以前講演の主催者が私にニセ CD をくれたので、私は「こんな
ところに敵がいたとはな―これを店に返していただきたい」と言ったよ。
同様に私は暗号化された DVD を買ったこともないし、いつか DeCSS(訳注:DVD のヨン様ことノルウェー人
プログラマ Jon Lech Johansen が開発した DVD の複製防止暗号を解読するプログラム)が合法である国に
住むでもしなければ、これから買うことも決してない。
「リチャード・ストールマン氏へのインタビュー」
URLリンク(grigori.jp)
ストールマン氏:
彼らが言っている自由というのは、自由という意味を引き延ばして自由とは違うものになっており、意味が形骸
化している。だから私は、「自由」と「権力」をわけて使っている。自由というのは、自分自身が何でもできるという
ことで、そして、権力はその力が他人に及ぶということとしている。
自由と権力という言葉をわけて考えれば、自由がどんなに良いことかわかるだろう。逆に、その二つを混合して
しまえば、自由な社会と独裁的な社会がごっちゃになってわかんなくなってしまうだろう。
自由な社会というのは、1人1人が自分のやりたいことを自分自身で決定できる、そういう社会なのだ。