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イタリア:「危険移民」を追放 EU加盟国市民にも適用
イタリアでルーマニア人移民の犯罪が多発し、伊政府は2日、欧州連合(EU)加盟国市民でも危険人物とみなした
外国人移民を、即座に国外へ強制退去できる緊急法令を発布した。プロディ中道左派政権は移民に寛容と評されて
いただけに、異例な法令だ。
ローマで10月30日、イタリア人女性がルーマニア人移民の男に強盗目的で惨殺された事件がきっかけとなった。
ベルトローニ・ローマ市長は「7月までにローマで逮捕された殺人、強姦(ごうかん)、強盗犯の75%はルーマニア人」
と厳しい対策を求めていた。
イタリアの外国人移民は06年統計で約370万人と、前年に比べ2割強増えた。出身国別ではルーマニア人が
約55万人と最多で今年、EUに加盟後はさらに増えている。
新法令は移民の前歴などを参考に警察当局が危険人物だとみなした場合、裁判なしで国外退去処分にできる。
一方、ルーマニア政府からは「イタリアは特異な事件を取り上げて我が国と国民のイメージを損なっている」と
懸念する声も出ている。
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