07/10/21 04:39:13 0b1OTFce0 BE:339186029-PLT(12000) ポイント特典
6歳未満の風邪薬中止を 米当局の諮問委が勧告
米食品医薬品局(FDA)の小児医療に関する諮問委員会は19日、医師の処方なしに
買える風邪薬やせき止め薬は、子どもへの効果が確認されていないとして、6歳未満の
子どもに使うべきではないとFDAに勧告した。AP通信などが伝えた。
FDAは薬の販売中止や表示の変更、効果確認のための臨床試験の実施などを
製薬会社に求めるかどうか検討する。米国では今月中旬、主要な製薬会社が
「飲み過ぎにつながる恐れがある」との理由で、2歳未満の乳幼児向けの風邪薬
14種類を自主的に回収していた。
専門家22人からなる諮問委は、せき止めや去たん剤、抗ヒスタミン剤などを含み、
風邪の症状を抑えるとされる一般的な市販薬について、6歳未満への効果を裏付ける
研究成果はないと結論付けた。大人を対象にした研究からの推論しかなく、この年齢層は
薬の副作用を最も受けやすいとの意見が出された。
FDAによると、この50年間で子どもを対象にした薬効の研究は11しかなく、効果を
確認したものはないという。製薬会社側は、年間38億回も使われており、用法用量を
守れば安全だとしている。(共同)
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